当院の特色

こやまクリニックの特色(1)~エンドトキシンフリー透析

高水準の透析を支えるきれいな透析液

人工透析の最も基本的な重要課題は、透析液の清浄化にあります。 体に有害なエンドトキシン(ET;細菌から発生する毒性の高い物質)を除去することなしに、高水準の透析を実現することはできません。

オンラインHDF療法では体に取り込まれる水の量が増える分、使われる水道水が細菌に汚染されていると体に大きな害をもたらすこととなってしまいます。そのため、人工透析では有害なエンドトキシンがどれだけ徹底的に除去されるか、いかにできる限り清浄化された透析液を確保するかが大きく関わってきます。

水の浄化装置

当クリニックは透析液の徹底した清浄化を実現するため、施設の建設段階で市にかけあい太い水道管から直接引き込みを行い新鮮で豊富な水を使用。院内設備に関しては何段階にもわたるエンドトキシンカットフィルターを設けて、透析液の完全なエンドトキシンフリー化を達成しました。

これにより、すぐれた性能の人工腎臓を自由自在に使用することが可能になり、最高水準の人工透析を透析者に提供できるようになりました。当院で行っているオンラインHDF療法もこの清浄化された透析液があるからこそ成り立っていると言っても過言ではありません。

JP-80エンドトキシンカットフィルター

こやまクリニックが行っているオンラインHDFでは、透析装置にもエンドトキシン除去フィルターが設置されています。 こうして、透析液は皆さんの体に入る直前まで何段階もの浄化を受けます。



さらに、2012年9月22日に行った機械室内部の設備一新にあたっては、A剤・B剤それぞれの熔解装置側面にも精密濾過フィルター2本を設置し、いっそうの透析液浄化を試みました。

エンドトキシン除去状況の日常的な計測で常に水質をチェック

トキシノメーターミニ

水の清浄化とエンドトキシン除去が確実に行われているかどうかを、専用測定装置(トキシノメーター)を用いて日常的に確認しています。

当院では、測定感度以下のエンドトキシン濃度を日々保っています。これは測定装置が「透析液にエンドトキシンが含まれている」という結果を出せないほどに、エンドトキシンゼロ状態に非常に近い数値であること、透析液が極めて清浄化されていることを示しています。

水質確保加算2の届出

2010年春には新しく設けられた透析液水質確保加算(現在の水質確保加算1に相当)の認定を受けました。診療報酬改定が行われた2012年4月には、過去3ヶ月分の水質検査結果添付を要求される「水質確保加算 2」を申請し、受理されました。

設備の定期点検について

当院で使用している機器はメーカー(JMS社)による総合的な定期点検を受けています。

定期点検には毎月点検、3ヶ月点検、6ヶ月点検、12ヶ月点検の4種類があり、水浄化装置を始めとする重要な設備は故障が起きることのないよう常にチェックを受けています。

水を浄化するのに使われる各種フィルターにも交換までの期間を定め、時期が来た時点で交換するようになっています。

現在使用中の装置紹介

機械室

  • JMS社 透析用水処理装置 「ピュアフロー」
  • JMS社 透析液供給装置 「BC-ピュアラー02」
  • 東亜ディーケーケー社 A剤溶解装置「AHI-502」
  • 東亜ディーケーケー社 B剤溶解装置「BHI-502」
  • クラレ社 キャラクターU(ハウジング部分)「CHW-HR」および「CHW-SR」
  • クラレ社 エンドトキシンカットフィルター キャラクターC(フィルター部分)「C-40-HR」
  • 和光純薬工業 透析液中エンドトキシン測定装置 「トキシノメーターミニ」(2台使用)

透析室

  • JMS社 透析用コンソール 「GC-110N」 (全34床に対し34台設置)
  • JMS社 精密濾過フィルター 「JP-80」 (GC-110Nの背面に2本設置)
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