当『医療法人社団こやま会 こやまクリニック』が、院長監修のもと作成した防災のてびきです。(2011年の東日本大震災を機に新たに作成したものです。)
こちらは、自治体が配布している災害時透析マニュアル、地元国分寺の防災計画書、国内にある色々な透析施設の防災マニュアル、阪神・中越・東北等の大震災を経験された医療関係者や患者の体験談、市販の防災マニュアル数冊、ライフライン関連会社の防災ページ等を参考に作成しました。
ファイルをダウンロードして利用する
営利目的ではない院内配布等の用途に限り、転載・引用可とします。
マイクロソフト社WORD(ワード)用
http://www.koyama-clinic.or.jp/bousai/file/tebiki-word.doc
PDF形式
http://www.koyama-clinic.or.jp/bousai/file/tebiki-PDF.pdf
NTTの災害用伝言ダイヤルは電話番号「171」を利用して、電話がつながりにくい緊急時でもこやまクリニックからのメッセージを聞けるサービスです。
【1】電話番号「171」にかける
【2】案内の後、「2」(再生)を選ぶ
【3】案内の後、クリニックの電話番号「042-328-0035」を押す
【4】少しすると、新しい伝言から順番に流れる
現在サービスが提供されています。もしもの時に備えて、繰り返し練習して手順を覚えてください。
日本透析医会災害情報ネットワーク
https://www.saigai-touseki.net/
全国の透析施設被災状況、受け入れ可否について情報を提供しています。
三多摩腎疾患治療医会
http://santama.saigai-touseki.net/
三多摩地域にある透析クリニックの被災状況情報、防災の手引きを提供しています。
災害時透析医療
http://www.toujin.jp/html/
saigai.htm
NPO法人東京腎臓病協議会のページです。イラストつきで心得が紹介されています。
水道水放射性物質混入の透析治療への影響に関して、日本透析医学会と日本透析医会が連名で見解を発表しました。内容は以下の通りです。
「平成23 年3 月24 日
日本透析医会会員各位
日本透析医会会長 山﨑 親雄
日本透析医学会理事長 秋澤 忠男
被災地の透析医療機関などの皆様におきましては心よりお見舞い申し上げます。
現在、水道水への放射性物質の混入が報道されていますが、現在報道されていますような微量の放射性物質は、理論的には透析液精製の過程でRO 膜によりほぼ除去され、患者に使用する透析液に混入する心配はありません。」
その後様々な施設での計測により、透析液を精製する逆浸透膜=RO装置によって膜の微小な穴よりも大きな放射性ウラン、ストロンチウム、セシウム、ヨウ素の除去が行われているとの確認がなされています。
こやまクリニックスタッフがオンラインで閲覧できるように掲載している各種災害マニュアルです。
『防災のてびき【2F透析室・機械室・準備室用】』 (WORD用.docファイル)